肌襦袢・長襦袢
襦袢(じゅばん)とは、着物の下、肌着の上に着るものです。肌着と異なり少し覗かせるおしゃれの意味もあり、着物の「見せるインナー」と考えると良いでしょう。
特に需要があるものは半襦袢・長襦袢(ながじゅばん)で、裾が長く着物本体の裾さばきをスムーズにする役割もあります。また着物の衿から見せるもの、そして動いた時に袂(たもと)からチラット見られたりもする場所なので、デザインも凝っています。
和装の言葉ですし「おじゅばん」などとも言われたりしていかにも日本の言葉ですが、襦袢はポルトガル語の「ジバゥン」という言葉がもとになっていて漢字は当て字です。
近年見せる下着としてチラっとみえてもきれいに見えるインナーが売られていますが、襦袢は古くからありますがまさに「ちょっと見せてセンスをみせる」ためのイレギュラーな下着といえます。
・肌襦袢(はだじゅばん)
長襦袢の下に着る下着です。最近は和装スリップ、和装肌着も多くそれで済ませる事も多いです。
・長襦袢(ながじゅばん)
肌襦袢と着物の間に着用します。肌と着物が直接触れにくくなるので着物が汚れにくくなりますし、するすると裾さばきもよくなります。
着る時におはしょりができるタイプも多いです。
滑りが良い事と家庭でお手入れや手洗いができるようにとポリエステルの物が増えています。
袂や衿から少しみえる性質のものなので、シンプルな物をえらんでいろいろな着物にあわせられるようにする事が基本ですが、逆に自分の持っている着物にぴったりの個性的なとっておきのの1枚を持っておくというのもおすすめです。